月|身近な天体|癒しの表情

月は、夜空で最も目立つ天体です。満月の時の月明かりはとても明るくその光によってほかの等級の高い星が隠されてしまうほどです。

月は夜だけでなく昼でも青空に白く見えることがあります。

(わたしはデススターと呼んでいます(笑))

満ち欠けをするので人々の注目を集めてきました。

そしてなにより、人類が降り立ったことのある、唯一の天体です。

月

NASA/Bill Ingalls

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身近な月その姿

月の内部構造は中心に核がありその周りをマントル、そして地殻という3層構造です。

大きさは地球の4分の1。重さは地球の81分の1。

地球からの距離38万Km。

自転・公転周期27.3日となっています。

地球以外にも月のような衛星は存在しますが比率で比べると、地球の4分の1ある月は特に大きな衛星です。

月にはその地形によってウサギの姿にたとえられる模様があります。

他の国では、本を読む人、カニ、ライオンにたとえられています。

月の誕生

太陽系のほかの惑星や衛星に比べると、月は中心にある惑星(地球)に対してとても大きな衛星です。

このため月は他の惑星の衛星とは出来方が異なるのではないかと考えられてきました。

現在では「巨大衝突説」が月誕生の最も有力な説です。

巨大衝突説は、色々な説の良い所を組み合わせた説です。

太陽系の惑星の出来方が分かってきたことが大きなきっかけとなっています。

巨大衝突説

最初に地球が出来たころ太陽系には、原始惑星と呼ばれる火星ほどの大きさの惑星が今よりもずっと沢山ありました。

そのうちの1つができたての地球に衝突し、大量の物質が地球の周囲にガスやチリとして飛び散りました。

これが冷えて固まり別の天体になったのが月だと考えられています。

原始惑星の衝突から1か月程度で月が出来たと考えられています。

その他の誕生説

月の誕生については、以前から3つの説が考えられていました。

地球の一部がちぎれて月になったという「親子説」。

地球と同時にできたという「双子説」。

太陽系のほかの場所で出来たものを地球が捕まえたという「捕獲説」です。

それぞれ、現在の月の特徴の一部は上手く説明できるのですが別の特徴がまったく説明できないという欠点を持っていました。

クレーターと海

地球と比べたとき月の特徴的な地形はクレーターと海です。

クレーターは丸い盆地のような地形で周囲は盛り上がっています。

月の海は地球の海とは全く違い水はありません。

昔、望遠鏡で見た人が、地球上の海に似たものだと勘違いした為です。

クレーターの出来方

クレーターは隕石が月に衝突したあとです。

隕石孔(いんせきこう)とも呼ばれます。

地球上にも隕石の衝突で出来たあながあり、よく似た形をしています。

月には大気が無いので、衝突する隕石も多く、雨風で地形がならされないので地球上よりずっと多くのクレーターが残っています。

海の出来方

月が冷えて表面が固まったあと、巨大な隕石が何個も落ちて巨大なクレーターが出来、それがいくつも繋がって、くぼ地が出来ました。

この時代の月はまだ内部が高温でマグマがありました。

マグマが衝突でできたヒビからにじみ出て、くぼ地を溶岩で埋め尽くしました。これが月の海です。

月の海が暗いのは、固まった溶岩が黒いためです。

海が表側に多い訳

月の海は地球側に多くあります。月はいつも同じ面を地球に向けているため、地球の重力の影響で、核が中心から少し地球寄りにあります。

このため月の地球に面した側(表)は反対側(裏)に比べて地殻がうすくなっています。

この地殻の厚さの違いが海の出来方に関係しています。

表側では隕石が衝突してできたヒビの多くがマントルまで届き、マグマが出てきます。

一方、裏側ではほとんどのヒビはマントルまで届きません。

この違いが海の多さの違いになっています。

まとめ

今回は身近な天体である月の誕生そして表面の様子について述べました。

隕石などの衝突やマグマの吹き出しによって今の月の表情が出来上がった訳ですが、その偶然が地上から見る、美しい月の表情を作っていると思うと感慨深いものです。

次回は、月の満ち欠けや日食、月食などについてご紹介します。

⇒⇒⇒月の満ち欠け|地球との関係|日食と月食について

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