太陽系外縁天体について

冥王星

太陽系の惑星を1つずつ紹介し最後に中心の太陽について紹介しました。

今回は太陽系のその外側の星たちを紹介したいと思います。

海王星より外側には、冥王星を代表とする数多くの天体があります。

これらを、太陽系外縁天体といいます。

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太陽系外縁天体とは

太陽系外縁惑星とはその名の通り太陽系の外側に存在する天体のことです。

今では1000個以上見つかっています。

観測が進むとその数はどんどん増えると予想されています。

ほとんどは、海王星の軌道あたりから約50AUまでの範囲にあります。(AU:約1億5000万Km)それらはエッジワース・カイパーベルト天体とも呼ばれます。

軌道のつぶれ方が大きいものが多く、冥王星では遠日点の距離が近日点の1.7倍になります。

(遠日点:太陽に一番遠いとき。近日点:太陽に一番近いとき。)

太陽系外縁天体の種類

太陽系外縁天体として確認されているものについてご紹介します。

まず、太陽系の惑星の一つとされていた星、冥王星

最初に見つかった太陽系外縁天体です。

岩石と氷で出来ていて表面には窒素やメタンの氷があります。

大部分が窒素の大気ですが、気温がー220℃と低く、気圧は地球の表面の100万分の1しかありません。

公転周期は248年自転周期は6.39日です。

次に見つかっている中で一番大きなエリスは2003年に発見されました。

ディスノミアという名の衛星を1つ持ちます。

赤外線観測やハッブル宇宙望遠鏡の画像から大きさが計算され、エリスは冥王星より大きいことがわかりました。

上記の星以外には、カロンセドナオルカス2003EL61(ハウメア)1992QBがあります。

惑星からの移籍となった冥王星

冥王星は、海王星の影響だけでは天王星の動きが説明できないと考えた人達の予想に基づいて観測され、25年かかって惑星として発見されました。

しかし、天王星の動きのずれは計算につかった海王星の重さが間違っていたためで、偶然でした。

1992年からは似た天体が次々に発見され、冥王星は外縁天体の仲間だと分かりました。

そこで2006年に惑星から太陽系外縁天体への移籍が正式にきまりました。

太陽系外縁天体のその外は

エッジワース・カイパーベルトの先には何があるのでしょうか?

そして太陽系はどこまで広がっているのでしょうか?

宇宙のこのあたりは、今でも良く分かっていないのです。

オールトの雲

彗星は、あらゆる方向からやってきます。

このため、太陽系の果てでは、彗星が太陽系をぐるっと取り囲んでいると考えられています。

この彗星のあつまりをオールトの雲と呼びます。

ここにある彗星は目立たず遠いので、その姿を見ることはできません。

大体の範囲は1万AU~10万AUぐらいと予想されていますが全体の形などはあまり良く分かっていません。

オールトの雲にある彗星は1兆個を超すだろうと予想されていますが、散らばってる空間も非常に広いので本当に雲のように広がっているようすを実際に目にすることはできません。

まとめ

太陽系の外にはまだまだ未知の星たちが沢山あります。

冥王星をおとずれた探査機はニューホライズンズだけです。

ニューホライズンズは冥王星やエッジワース・カイパーベルトを調べるために2006年に打ち上げられました。

2015年に冥王星に接近して多くの写真を送ってきました。

ニューホライズンズはエッジワース・カイパーベルトを通過しながら観測を続けます。

この先はその調査の結果を待つしかありません。

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