今年の春に小学一年生になった息子にねだられて、横浜市磯子区洋光台にある”はまぎんこども宇宙科学館”へ行ってきました。
私が住んでいるのは瀬谷区なので車で40分弱で到着。
科学館の隣にはちょうどいい広さの公園もあり、1日ゆっくりと楽しめる場所でした。
今回はそのこども宇宙科学館についてお届けしたいと思います。
はまぎん こども宇宙科学館とは
横浜市磯子区洋光台にある地上5階、地下2階の建物で各フロアーごとにテーマの異なる展示が行われています。
最寄駅はJR京浜東北・根岸線の洋光台駅で、徒歩3分程の所にあります。
正式名称は”横浜こども科学館”。
完全体が宇宙船をイメージした作りとなってます。
各フロアー展示内容について
ここではあえて5階フロアーから案内します。(理由は後ほど・・・)
5階 宇宙船長室 宇宙の広がりを探ろう!
このフロアーは他のフロアーに比べると暗いです。
もちろん小さい子供が怖がるような暗さではありません。
”キャプテンシアター”という定期的にロケット開発や打ち上げを説明する映像を写すためのものと、宇宙を感じてもらう為の演出だと思います。
ここにはアフリカ・ナミアビで発見された鉄いん石が展示してあり触ることが出来ます。
ほかにも地球で1Kgのものが木星や太陽では重力の違いでどのくらいの重さになるか火星ではどのくらい軽くなるかを体験できます。
それ以外にもフライトシミュレーターがあったり、引力による遠心力を使って球をゴールに運ぶゲームなどもあり遊びながら科学を体験できるものとなっています。
4階 宇宙研究室 ものの決まりを体験しよう!
このフロアーは物理を体感できるフロアーとなっています。
パラボナアンテナの形の理由が体感できるものや、二項分布パチンコ、テニスボールを4つ同時に滑り台から転がしてどの角度が一番早くゴールに着くかを実験できるサイクロイド滑り台などがあります。
高校生の時だか中学生の時だか忘れましたが理科か物理で習ったことを思い出してとても面白かったです。
子供にとってはボールを転がす競走だったり、パチンコの球を一斉に転がすオモチャかもしれませんが体験したことが役に立つと思います。
3階 宇宙トレーニング室 宇宙飛行士にチャレンジ!
子供たちにとって一番人気のフロアーです。
このフロアーには月の重力を体験できる”月面ジャンプ”や”空間移動ユニット”があるということもありますが、”惑星ジム”というアスレチックのようなものがフロアー全体を占めており子供たちは全力で遊んでいました。
それ以外にもロボットアームを操作するものがあったり、大人も熱くなる視野と反射神経を計るゲームがあったり、垂直飛びで地球だと〇〇cmだけど月だと引力が地球より小さいので□□cmというものがあり親も子も体を使ってしまう場所でした。他にも平衡感覚を麻痺させる斜めの部屋などありフロアー全体が体感型という感じでした。
2階 宇宙発見室 ミクロとマクロの不思議
このフロアーは、プラズマや雷やオーロラについて学ぶエリアになっていました。
ダイヤルを回すことによってオーロラを再現する機材や顕微鏡などがあり実際に顕微鏡を覗いたりすることが出来ました。
顕微鏡では葉の断面などを見ることが出来ます。
1階 エントランス
入り口のフロアー。
すぐ横にミュージアムショップというお土産屋さんがあります。
宇宙食が売っていたので購入。
たこ焼きとストロベリーアイスを買いました。
たこ焼きは、そのままの形になっていて、昔イメージしていたチュウブ状のものではありませんでした。
味、香りはたこ焼きで食感がスナック菓子よりもちょっと硬い感じでしたがおいしかったです。
ストロベリーアイスは3cm×5cmくらいの長方形になっていて、もちろん冷たくはないのですが味はわりと濃い目でした。
1階には奥に”コスモカフェ”があり軽食が取れます。
また、行った日には開催していなかったのですが教室がありロボット等の作成教室が行われるようです。
地下1階 休憩室
1階にある”コスモカフェ”はメニューは豊富ではないのですぐ近くのコンビニでお昼を買ったりお弁当を持ってきた場合はこの休憩室で食べることが出来ます。
地下2階 あそびの広場 おうちの人と一緒に楽しもう
3階に次いで人気のフロアーです。ロボットの形をした滑り台がありその他にも動物パズルなどありこちらも子供たちが楽しんでいました。
ボールマシンというものがあり複数のピンポン玉がコースを転がっていくのですが振り子のタイミングで球が右へ行ったり左へ行ったり、球が数個たまると重さで先に転がって行ったり、ピタゴラスイッチみたいな感じで見ていて面白かったです。
私と妻は子供が遊んでいる間、ずっと飽きずに見ていました。
初めて行く場合は5階から下のフロアーへ行ったほうが良いと思います。
と言いますのは、下から上がっていくと3階で子供は体力を使い果たしてしまうと
思うからです。親としては一通り見たいということもあると思うのでまず5階まで
上がるのが良いと思います。エレベーターの天井にも星を再現したつくりになって
いるのでそれも楽しめます。
宇宙劇場 プラネタリウム
入館料とは別料金になっています。
現在は、”妖怪ウォッチ””アンパンマン””生解説”の3種類上映されています。
私たちは今回”妖怪ウォッチ”を見ました。
前半は”妖怪ウォッチ”のキャラクターによる星座や宇宙の話。後半はスタッフによる星空の解説がありなかなか楽しかったです。
さいごに
”はまぎん こども宇宙科学館”とても楽しめました。科学や宇宙に対する興味を引き出すにはとても良い施設だと思いました。
今回は参加できなかったですが、科学館で開催されているワークショップなどに次回は参加したいと思いました。
また、隣が公園なので科学館と合わせて1日のんびり過ごせると思いますので訪れてみてはいかがでしょう。