購入したばかりの自転車はピカピカで見ているだけでもワクワクするのもです。
しかし手入れを怠るとせっかくの自転車の色もくすんでくるしチェーンが錆びると異音がしたり漕ぐのに余計な力が必要になったりします。
自転車は決して安い買い物ではないので、せっかくならば相棒として長く付き合って行きたいものです。
自転車を劣化させないために
自分の大切な自転車を劣化させないためには、適切な保管場所と定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
ご家庭それぞれの事情があるので、すべてを完璧にはいかないと思いますが、下記の件について気を付けて保管をすれば長持ちするでしょう。
自転車の保管場所
自転車を長持ちさせるコツはなるべく雨風に当てないことです。せっかく購入した車両なのですから大切に会いたいものです。
そのためには保管場所や保管方法が大事です。
自転車は自動車のようにボディがあるわけではないので、雨や埃にたいして強くはありません。
特にスポーツタイプの自転車は変速機が外部に露出しているので雨や埃は大敵です。
理想の保管方法は室内保管ですが、実際には難しい事も多いとと思います。
屋外ならば屋根のある駐輪所に保管すると良いでしょう。
屋外に保管する場合はカバーなどをかけておくと自転車の寿命が延びます。
空気圧は常に気を付けよう
自転車のタイヤの空気圧は乗っていても乗っていなくても少しずつ抜けていきます。
空気圧が適正でないと、走りずらいだけでなくタイヤも傷むので常にチェックしましょう。
自転車ショップに持ち込まれる修理案件での上位にパンクをはじめとするタイヤのトラブルがあります。
そのトラブルのほとんどはタイヤの空気圧が適正ならば回避できるものです。
自転車のタイヤは内側にチューブが入っており内側から広がることでタイヤの形を維持してます。
チューブにしっかりと空気が入っていないとタイヤが変形してしまい、走りが重くなったりクッションも聞かなくなります。
また、空気圧が低いまま走り続けるとタイヤにヒビが入ったりチューブが削れて穴があきやすくなってしまい、結果的にタイヤの寿命を縮めることになります。
適正な空気圧はタイヤの横に記載されているのでその範囲に収まるように空気を入れましょう。
空気圧計がついている空気入れを購入すると便利です。
その他のメンテナンスについて
自転車をきれいに保つと愛着がわきますし長持ちするようになります。
サビや汚れが進行してしまう前にこまめに手入れしましょう。
自転車をきれいに保つことはトラブルを減らすためにも大きな効果があります。
ちょっとしたホコリや油汚れならばふき取るだけですぐに奇麗になります。
自転車に乗り終わったら片づけるまえにチョットだけウェスでハンドルやフレーム、サドル等を拭くということをルーチン化しておくと良いと思います。
さらに可動部分を滑らかに動かすためには注油は欠かせません。
チェーンやギヤに定期的に注油をしましょう。
油にはチェーンをスムーズに動かす効果とサビを抑制する効果があります。
まとめ
自転車の構造はシンプルです。
ゆえに手入れをしてあげないとすぐ傷んでしまいその性能を発揮することが出来なくなってしまいます。
乗車後の手入れをすることで不具合を見つけることが可能になります。
拭く、注油、空気圧といたって簡単なことで長持ちさせることが出来ますので面倒と思わずに愛着をもって面倒見てもらえればと思います。