彗星と流星群の違い|次回接近と良く見える時期

星空

彗星と流星、いずれも地上から見ると夜空を流れる星ですが、彗星と流星は異なるものです。

彗星は淡く長い尾を引いた天体で、数年に一度太陽系の外のほうよりやってきて太陽のそばを通りまた去ってい来ます。

彗星は見え始めると数日間の間見ることが可能です。

対して、流星は地球にぶつかるチリで、多い時には一晩でいくつも見ることが出来ますが、1つの流星はそのほとんどは数秒しか見ることが出来ません。

彗星と流星は違う種類のものですが、無関係な間柄というわけでは無いのです。

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彗星のすがた

彗星は長く引いた尾が特徴的です。

その長さは時には1億km以上にもなり、地球に近づいたときには空に大きく伸びて見えます。

けれども彗星の本体(核)は意外に小さく、大きくても直径10km以下というサイズです。

火星軌道と木星軌道の間にある小惑星帯あたりより太陽に近づくと、尾を作り、図のような天体として見ることが出来るようになります。

彗星

彗星の軌道

彗星の軌道の形は、惑星の軌道と異なりつぶれた楕円形です。

公転面の傾きも公転方向もまちまちで、これは彗星が出来た後に、惑星や太陽系以外の天体の重力の影響で、軌道が大きく変えられててしまったからです。

しかし彗星にも、太陽を周回することや公転速度など惑星と共通する性質も有り、これはどちらも、太陽の重力に影響された運動をしているからです。

惑星と同じように軌道の大きさで公転速度が変わります。

また、彗星は惑星の重力や噴き出すガスの反動で、軌道が変わることもあります。

1周するのに短いものでも数年、長いものだと何万年以上もかかり、太陽や地球の近くに来ないと良く見えないので、実際に繰り返し見ることのできる彗星はかぎられています。

彗星は、海王星の軌道の外にあるエッジワース・カイパーベルトやオールトの雲からやってくると考えられています。

彗星の仕組み

彗星の尾はガスやチリが光って見えるもので、チリの尾とガスの尾に分かれています。

チリで作られた尾は、噴き出した時期により軌道が少しずつ異なるためカーブしています。

対して、ガスの尾は太陽風にふき流される方向に延びています。

頭部を取り巻いて光っているのもガスやチリで、この部分をコマといいます。

中心には核が有り、核は生き残った微惑星で、チリで汚れた雪玉のような天体です。

太陽の光で温められて、核から噴き出したガスやチリが、コマの尾を作っています。

彗星はいつ見ることが出来る?

楕円軌道を持つ彗星のうち、公転周期が200年以下のものを「短周期彗星」、それより長い門を「長周期彗星」と呼んでいます。

「短周期彗星」の大部分は、ほぼ惑星と同じ軌道面に沿って惑星と同じ向きに公転しています。

次回の接近が確実に判明している彗星は有名な「ハレー彗星」です。

76年周期で公転しており、次回は2061年の夏といわれています。

この記事を書いているのが2019年なので・・・・。

あと、42年後。

生きてるかな~

流星のすがた

彗星と違って夜空をさっとよぎって流れるのが流星です。

直径数mm以下のチリが地球にぶつかり、大気との摩擦で周りの大気ごと熱せられ光って見えるのです。

地球の進む方向から飛んでくるチリが多いので一般的には明け方に多く見ることが出来ます。

地表まで落ちてくるチリもあり、宇宙塵(うちゅうじん)と呼ばれます。

地球には思ったより多くのチリが降り注いでいます。

流星群のできるしくみ

彗星と流星群には関係が有ります。

彗星がまき散らしたチリは、彗星の軌道のそばで濃くなっています。

これが地球とぶつかると、流星となります。

地球からは、毎年同じ日に特定の星座の方向から四方に飛ぶ流星として見ることが出来ます。これが流星群です。

流星群以外の単独の流星も沢山あり、散在流星と呼ばれます。

流星群の見える時期

流星群は流星が飛んでくる方向(放射点)の有る星座名をとって、正座名で区別されていて、流星群は必ず同じ時期に発生します。

有名な流星群の発生時期

しぶんぎ座流星群 1月1日~12日
ペルセウス座流星群 7月17日~8月24日
オリオン座流星群 10月2日~11月7日
しし座流星群 11月6日~11月30日
ふたご座流星群 12月4日~17日

さいごに

彗星と流星の違いについてご紹介しました。

次回、ハレー彗星が地球に接近するのが現在から42年後と知って愕然としました。

一生に一度見れるかどうかの代物です。

もし、覚えていたら見ることを強烈にお勧めします。

流星群は毎年見ることが出来るので、しっかり準備をして楽しみましょう。

⇒⇒⇒流れ星とは?流星が見える理由

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