”体の調子を整えるミネラルウォーター!目的別ランキング!”では、体の調子を整える目的別にミネラル分の含まれる内容によっておすすめのミネラルウォーターをご紹介しました。
今回は、水のミネラルにプラスして老けない効果がある、抗酸化力のある飲み物をご紹介します。
合わせて、体が老けてしまうドリンクについてもご紹介したいと思います。
体を老けさせないドリンクとは?
体を老けさせない飲み物とはどのような物でしょう?ミネラル分とともに抗酸化作用のある飲み物が良いでしょう。
植物中に数千種類あるといわれるポリフェノール類が含まれるものを飲むと、活性酸素による害を防ぐことが出来、血管を若返らせる作用も強いといわれています。
”お茶”に含まれているカテキンもポリフェノールの一種です。
ご存知の方もいらっしゃるとおもいますが、”緑茶”、”烏龍茶”、”紅茶”はすべて同じ茶の木から作られています。
茶葉には酵素が含まれており、その酵素の働きによって収穫後に茶葉は発酵します。
”緑茶”は、茶葉が未発酵の状態で、「蒸す」「釜で炒る」「火で炙る」「天日で干す」など熱を加えることで酵素を不活性化(酵素の働きを止め、発酵させない)させて作られます。
”烏龍茶”は半分発酵の状態、酵素による発酵を途中で止めて作られたお茶です。
”紅茶”は完全発酵の状態で、酵素による発酵が完全に進んだ後に作るお茶です。
老けない成分であるカテキン、アミノ酸、カフェインの三つはどのお茶にも含まれますが、淹れ方や製法によりその含有量は左右されます。
茶は発行させるほどカテキンが減っていくので、茶の種類で比較するとカテキンの含有量は
緑茶>烏龍茶>紅茶
紅茶の中では”ダージリン”のような香りのよいものはそれほど発酵していないので色が薄くカテキンが多いです。反対に”アッサム”は色が濃くカテキンは比べると少ないです。
緑茶にはストレスを軽減する作用があるテアニンを含んでおり、摂取量が多いほど効果があります。
カフェインは睡眠を妨げる成分として知られていますが脳の覚醒作用や脂肪を燃焼させる効果があります。
お茶の有効な淹れ方
茶の種類にかかわらず、熱湯で入れるとカテキンやカフェインが増加し、反対に水出しで淹れるとカテキンが少なくなり、テアニンが多く抽出されるので、日中は熱湯で、就寝前はぬるま湯で緑茶を入れるのが良いでしょう。
老けないドリンク ベスト5
- 煎茶
- 紅茶
- コーヒー
- ほうじ茶
- 烏龍茶
抗酸化作用のある「カテキン」が豊富な ベスト5
- 番茶
- 煎茶
- 玉露、ほうじ茶
- 紅茶
- 烏龍茶
その他、ランク外のドリンクは
ランキングには入っていませんが、”ローズヒップティ”にはビタミンCが多く含まれているだけでなく、美肌に効くリコピンや、老廃物の排出に欠かせないカリウムも含んでいます。
”カモミール”は体内の化学反応によって悪玉物質の発行を抑える効果があり、カフェインも含まず鎮静作用があるので就寝前にお勧めです。
”ハトムギ茶”も体内位の毒素を排出する効果があり、普通の麦より栄養素が豊富で肌の新陳代謝を促します。そのため、加齢によって首にできるイボや顔にできるニキビのような肌のトラブルに効果があります。
体が老けるドリンクは?
老化防止のドリンクもあれば、反対に老化を進ませるドリンクも有ります。
糖質を多く含むドリンクは体を老けさせてしまいます。炭酸飲料やスポーツ飲料、缶コーヒーがそれに該当します。
食べ物はゆっくりと消化されて体に吸収されますが、飲料は液体の為、消化の必要が無く糖分が一気に腸に入っていきますので、血糖値が上昇し、血管の内皮が傷ついて、やがて血管が硬くなってしまします。
体は血糖値が急上昇しないように、すい臓から大量のインスリンを分泌するのですが、それを何度も繰り返しているうちにすい臓も疲弊してしまします。
血糖値が上昇する時、老化を促進するAGE(終末糖化産物)が大量発生するので、動脈硬化とAGEを体内に蓄積するという2つの老化作用が発生します。
体を老化させる市販ドリンク ワースト8
- 炭酸飲料 500ml
- カフェオレ 500ml
- スポーツ飲料500ml
- 飲むタイプのヨーグルト、ぶどう濃縮還元ジュース 200ml
- 乳酸菌飲料、りんご・オレンジ濃縮還元ジュース、 200ml
- グリーンスムージー 200ml
- 野菜ジュース、缶コーヒー 200ml
- 缶コーヒー微糖 200ml
体に気を使っているつもりでも
体に気を使う人が飲みそうな、ヨーグルト飲料や野菜ジュースなどがランクインしていますがこれはそれらの飲料が飲みやすいように糖分を添加していたり、果物飲料も果物その物を食べるのであれば数個で満足できますが、ジュースにして飲みすぎると糖分的には摂りすぎてしまうこともあるのです。
気を付けなければならないのは、”カロリーオフ”をうたっている商品に含まれる”アスパルテーム”や”スクラロース”といった「人工甘味料」です。
「人工甘味料」を摂ると甘みに反応してインスリンを分泌しますが実際は糖分が無いため血糖値は上昇しません。「人工甘味料」ばかり摂取していると”オオカミ少年”のように大事な時にインスリンが分泌されにくい”血糖値が下がらない”体になる恐れがあります。
缶コーヒーには、コーヒーに含まれる”老けない成分”であるクロロゲン酸がまったく入っていません。クロロゲン酸は焙煎するとその作用がほとんど消えてしますからです。
缶コーヒーでクロロゲン酸が含まれているのは「花王 ヘルシアコーヒー 無糖ブラック」で、製造の際に焙煎したコーヒーにコーヒー豆のエキスを入れているからです。
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さいごに
体が老けないドリンク、老けるドリンクをご紹介しました。
私も、ヨーグルト飲料や乳酸菌飲料、野菜ジュースをよく飲みます。1日1本しかとっていませんが、それぞれを1本ずつでもそれなりの糖分になってしまうかもしれません。
とは言え、中毒性になってしまうもので無ければ、摂りすぎにだけ注意して選ぶことを楽しむのも良いと思います。